外壁や屋根のメンテナンスを検討するとき、「うちは塗装だけで綺麗になるのかな?」「それともリフォームが必要?」と悩まれる方はとても多いです。
実は、屋根の傷み具合や素材によっては、塗装ではなく「カバー工法(重ね葺き)」という選択肢がベストな場合があります。
今回は、最近リフォームで大人気の「カバー工法」と、そこで大活躍する最強の金属屋根材「ガルバリウム鋼板」について分かりやすく解説いたします。
①そもそも「カバー工法」ってなに?
カバー工法とは、現在の古い屋根を剥がさずに、その上から新しい防水シート(ルーフィング)と新しい軽い屋根材を被せる施工方法のことです。
屋根が二重構造になるため、「重ね葺き(かさねぶき)」とも呼ばれます。
「塗装」と「重ね葺き(すべて新しくやり直す)」の、ちょうど中間に位置するリフォーム方法だと思っていただくとイメージしやすいかもしれません。
②カバー工法で大活躍する「ガルバリウム鋼板」とは?
カバー工法を行う際、新しく上に被せる屋根材として圧倒的に選ばれているのが「ガルバリウム鋼板(こうはん)」です。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムや亜鉛などでメッキされた耐久性の高い金属板のことで、現代の屋根リフォームには欠かせない存在となっています。
なぜカバー工法にガルバリウム鋼板が使われるのか、それには明確な理由があります。
・驚くほど軽い(耐震性が安心)
カバー工法は屋根が二重になるため、上の屋根が重いと家に負担がかかります。ガルバリウム鋼板はスレートの約1/4、瓦の約1/10という軽さのため、お家の耐震性をほとんど落とさず施工できます。
・サビに強く、寿命が長い
従来のトタン屋根に比べて、サビにくさが3~6倍。耐用年数は25年~30年以上と言われており、非常に長持ちします。
・ひび割れの心配がない
金属製のため、経年劣化でパリンと割れたり、強風で破片が飛んだりするリスクがありません。
③カバー工法を選ぶ「4つのメリット」
ガルバリウム鋼板を使ったカバー工法には、次のような大きなメリットがあります。
1.費用を抑えて屋根を一新できる
古い屋根を剥がす必要がないため、「解体費用」や「廃材の処分費用」がほとんどかかりません。
すべて新しくする「葺き替え工事」に比べて、トータルの費用をグッと抑えることができます。
2.工事期間が短く、生活への負担が少ない
作業工程がシンプルなため、短い期間で工事が完了します。また、工事中も普段通りに家の中で過ごしていただけます。
3.断熱性や遮断性がアップする
屋根が二重になることに加え、最近のガルバリウム鋼板は裏面に断熱材が一体化しているものが主流です。そのため、家全体の断熱性(夏は涼しく、冬は暖かい)や、雨音が響きにくくなる遮音性が向上します。
4.アスベスト(石綿)が含まれる屋根にも最適
2004年以前に建てられたお家の場合、スレート屋根にアスベストが含まれていることがあります。カバー工法なら解体時にアスベストが飛散するリスクが少なく、高額な処分費用も発生しないため、非常に安全かつ経済的です。
⑤知っておきたい「注意点」
メリットの多いカバー工法ですが、事前に知っておくべき注意点もあります。
・瓦屋根など、施工できない屋根がある
もともと波打っている日本瓦などの屋根には、上から平らなガルバリウム鋼板を重ねることができないため、カバー工法は使えません。
・下地(野地板)が腐っている場合はNG
すでに雨漏りが深刻で、屋根の下地(木材)が腐ってブカブカになっている場合は、上から新しい屋根を被せても固定できません。その場合は、塗装でもカバー工法でもなく「葺き替え工事」が必要になります。
「塗装」と「カバー工法」どっちを選べばいいの?
迷ったときの簡単な目安をご紹介します。
メンテナンス方法 こんなお家におすすめ
屋根塗装 ・築10年前後
. ・屋根材や下地の状態が良く、
. 表面の色褪せや苔が気になる場合
カバー工法 ・築15年~25年
(ガルバリ ・塗装では直せないひび割れがある
ウム鋼板) ・次回のメンテナスまでの期間を
. 長くしたい
まとめ:我が家に最適な方法は?
「うちは塗装でいける?ガルバリウム鋼板のカバー工法が必要?」
それを判断するには、プロによるしっかりとした屋根の診断(現状チェック)が必要です。
せっかく高いお金を払って塗装をしても、下地の防水シートが寿命を迎えていれば、数年後に雨漏りしてしまうリスクもあります。
UPホームでは、お客様のお家の状態を目視で細かくチェックし、「本当に塗装で長持ちするのか」「ガルバリウム鋼板でのカバー工法のほうがコスパがいいのか」を正直に、分かりやすくご提案いたします!
「一度、屋根の状態を見てほしいな」と思われた方は、ぜひお気軽に当店までご相談くださいね。
丁寧な診断・お見積りは無料で承っております!★